2022.11.18
継続、継承
今週の『Jungle♣️ソムリエ』ブログは、あるお客様の為に取り寄せたカルトワインをご紹介致します。
ご存知とは思いますが、カルトワインとは1990年頃より使われ始めた言葉です。
主にカリフォルニアのナパヴァレーで、ブドウ品種や畑の土壌と醸造方法にもこだわり最高品質を保ち
ワイン評論家からの支持もあつく
生産量が少ない為、希少価値が高いワインの総称です。
人気も高く入手が極めて困難であるという特徴もあります。
今回取り寄せたコンティニュアム・エステートは、カリフォルニアワインを世界中のワイン愛好家に認知されるレベルに高めた第一人者であり「カリフォルニアワインの父」と称される伝説的人物
故ロバート・モンダヴィ氏の次男で、オーパス・ワンとロバート・モンダヴィ・ワイナリーで約30年間に渡り醸造責任者を担ったティム・モンダヴィ氏と姉のマルシア女史によって2005年に設立されたワイナリーです。
名の由来はラテン語で「継続、継承」。
ちょっとマニアックですが、ナパ・ヴァレーを知り尽くした彼らが集大成として「単一畑の最上級ワインを造りたい」という想いのもとに約100年に渡るモンダヴィ家の歴史に敬愛を注いだ赤ワインです。
初リリースとなる2005年から現地マーケットでもプレミア化が進むワインのひとつで、本家の流れを組む正統派モンダヴィ・ブランドの最高傑作としてその地位を不動のものとしています。
実はJungle♣️ソムリエも未だ飲んだ事が無いのですが、抜栓するのがとてもとても楽しみな1本です。