2023.04.21
焼けた丘
先日コート・ロティというワインについて触れましたが、シャプティエ社というワイナリーのお話ばかりになり
不完全燃焼状態のJungle♣️ソムリエなので、本日もコート・ロティにスポットを当てたいと思います。
コート・ロティ シャトー・ダンピュイ E.ギガル社
コート・ロティは北部ローヌ(山間部)の最北端に位置し、地中海よりもブルゴーニュの方に近い場所にあります。
そのためコート・ロティ(焼けた丘)と呼ばれるほどに日当たりの良い畑ですが、高度が高く涼しいだけでなく
ミストラルと呼ばれる冷たい北風が吹き抜ける渓谷なので、シラー種ですがかなりエレガントに仕上がります。
さらにこの地区の独特の慣習である20%まで芳香性の高い白ブドウのヴィオニエ種を混醸出来るので、凝縮感と上品さが見事に調和した味わいとなります。
そしてこのE.ギガル社。
コート・ロティの他に、コンドリューやエルミタージュといった北部ローヌを代表する多数の畑を所有し
先週ご紹介したシャプティエ社と並び、名実共にローヌワインを代表する生産者なのです。
あら又、いつの間にか作り手の話になってしまいました。
本店ワインセラーにご用意してありますので、Jungle♣️ソムリエまでお気軽にお申し付けくださいませ。