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2023.04.28

新しい城

こんにちは、いつもご愛読・ご愛飲頂きまして 

誠にありがとうございます。Jungle♣️ソムリエです。 

突然ですがローヌ地方のワインを、もう1種類だけご紹介させてください。 

 

ボルドーやブルゴーニュと比べると、ローヌのワインはあまりメジャーではありませんが 

畑の歴史はかなり古いところが多いです。 

 

 

シャトー ヌフ・デュ・パプ 

法皇の新しい城という意味ですが 

ワイン生産は紀元前から行なわれているのですが、14世紀にローマ法王庁がアヴィニョンに移転される事となり 

そのすぐ北にあるこの地に、法王の別荘が建てられたのが名前の由来となりました。 

現在もシャトーヌフ・デュ・パプのワインボトルには、法王の紋章が浮き彫りで刻印されているのを多く見る事ができます。 

 

今までご紹介した北部(山岳)と全く異なり、ローヌ南部は平地で地中海の影響を強く受ける地域です。 

土壌も複雑に入り組んでおり様々なブドウが栽培され、使用が認められている品種は13種類にも及びます。 

(まぁ、全ての品種をブレンドする必要はありませんが・・・) 

従って、造り手により異なる特徴の味わいになりますが 

力強く濃厚で、南仏らしい暖かみを感じられるワインである事は確かです。 

 

是非Jungle Groupで、南仏の風を感じてみるのはいかがでしょうか。