ケルトのお祭り
10月の最終週。週末にはハロウィンが控えております。
このお祭り、アメリカでの民間イヴェントになっていますが
元々は、アジア、ヨーロッパ圏に存在していたケルト人が始めたと言われています。
秋の収穫感謝祭という意味と、亡くなった霊が親族を訪ねてくるお盆の様な意味もあります。
しかしこの日、亡くなった霊と一緒に悪霊もやって来て作物を荒らすと信じられ
さまよう魔物と同じ格好をし魔物の仲間のフリをして難を逃れるために仮装したのが始まりの様です。
ハロウィンと言えばジャック・オ・ランタンですが、以前は蕪で造られていました。
しかしアメリカではあまりなじみがない野菜で、逆にかぼちゃは手に入りやすくランタンに加工しやすかったために広まった様です。
ではなぜ、ランタンなのかというと
ジャックという名のずる賢くうそつきな男がいました。
酒好きのジャックはハロウィンの夜にも散々酔っ払い、地獄から出て来た悪魔と出会します。
当然悪魔はジャックの魂を取ろうとしましたが、うまく悪魔を出し抜き魂を取らないと約束させます。
時が経ちジャックは寿命でこの世を去るのですが、生前の行いが良くなかったジャックは天国に行けません。
仕方なく地獄へ行きますが、そこにあの悪魔が表れて言いました。「お前の魂は取らないと約束したから、お前を地獄には連れて行けない」と・・・
ジャックは仕方なく来た道を引き返そうとしますが、道は暗く冷たい闇が広がるばかり。ジャックは悪魔に灯りをくれと懇願し悪魔は地獄の小さな炎の塊を分けてくれます。
この灯りが消えてはいけないと思ったジャックは、道端に転がっていたカブをくりぬきその中に火を灯しランタンの代わりにしたのでした。
そして今でも、生きることも死ぬことも許されない呪われた存在として
あの世の境を彷徨っているのです。
Jungle Tokyoでも、今夜と明日はハロウィンナイト
いつものキャストが、魅惑的な小悪魔ちゃんに変身しているかもしれません。