本日は、Jungle♣️ソムリエの昔の記憶にお付き合い頂きたいと思います。
1995年に、あるひとりのブルゴーニュの巨匠と呼ばれる造り手が引退しました。
名は、ジャン・グロ。巨匠と呼ばれるだけあり、兎に角存在感のしっかりとした味わいだったと覚えています。
畑は子供に分配され、それぞれ
長兄のミシェルは、 ドメーヌと多くの畑を引き継ぎます。
ピンク色の優しいラベルと、そのイメージ通りの華やかな味わいです。
妹のアンヌ=フランソワーズは、ジャン・グロのフラッグシップだった”特級・リッシュブール” の畑を取得します。
ドメーヌとしては、A・F・グロとしてリリースされています。
このワインのラベルには、あたかもそのワインのエレガントさを映し出すかのように数種類の異なる女性の人物画が描かれています。
これは愛娘のカロリーヌとロザリーの表情を元にデザイン画を考案し、各テロワールの特徴を表現しているのです。
そしてそのラベルが有名になり、美術書に掲載されたり
ワインコレクターに「全ての顔を揃えたい」と言われるほど好評を博しています。
Jungle Groupでは、A・F・グロのワインがオンリストされていますが
大変人気の高い造り手ですので、直ぐに終売になってしまう事が予想されます。
ヴォーヌ・ロマネ オー・レア A・F・グロ
久々にジャン・グロのワインも味わいたいなと懐かしむ、Jungle♣️ソムリエでした。