毎夜ご来店頂きまして、誠にありがとうございます。
本日の『Jungle♣️ソムリエ』ブログは、ある赤ワインにスポットを当てたいと思います。
このハートのラベル、一度見ると印象に残る
シャトー・カロン・セギュール
ボルドー、メドック格付け第三級
優しく、上品な味わいからリピートされるお客様の多いワインです。
レストラン時代には、バレンタインの季節によく出ていた記憶があります。
実はこのハートに込められた想い・・・
メドックの中でも長い歴史があり、12世紀には既にワインを生産していました。
18世紀にニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵が、ラトゥールやラフィット、ムートンとともにシャトー・カロンを所有した際に名称に自分の名を冠し
「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」と述べ
侯爵はカロン・セギュールに深い愛情を持って、その思いをハートのラベルに込めたことはあまりにも有名です。
大本名を大切にする。
なんか、漢気を感じるお話でした。